塗る

レチノールは濃いほうがいいのか

0.3%と0.5%を、顔の左右で比べた試験の答え

記事の最後に、この記事の結論から導いた「選び方の基準」と、それに合う商品を置いています。広告(アフィリエイトリンク)です。

「せっかくなら、濃いほうを」

0.1%のレチノールを3か月使った。悪くはないけれど、劇的でもない。売り場に戻ると、0.5%や1%が並んでいます。値段はそんなに変わらない。

その手が止まるように、この記事を書きます。

濃度を上げても見た目は変わらず、副作用だけがはっきり増えていました

研究をまとめると、レチノールについて言えることは2つです。

1. 濃度を上げても、見た目の評価はそれほど変わらない。でも副作用は、濃度に比例してはっきり増える。

2. そもそも「市販のレチノールには確かな効果がある」という土台自体が、いちばん質の高いレビューでは支持されていない。

順番に見ていきます。

研究では何がわかっているのか

同じ人の顔の左右で、0.3%と0.5%を12週間比べた

ポーランドの研究チームが、平均46歳の女性37人を対象に12週間の試験を行いました。顔の片側に0.3%、反対側に0.5%のレチノールを毎晩塗る、というやり方です。同じ人の同じ顔なので、生活習慣や肌質の違いが入り込みません。

  • 使用者自身による評価(なめらかさ、色ムラ、肌の総合状態)は、2つの濃度のあいだに有意な差がなかった。なめらかさの改善は、12週の時点で28.5〜31.2%です
  • 弾力の計測値が有意に改善したのは、0.3%側だけでした(p=0.017)。0.5%側は有意差に届いていません(p=0.081)
  • 副作用は0.5%側で有意に多く、しかも強かった。皮むけ、刺激感、かゆみ、ヒリつきです

濃いほうが良かった、とは言えない。差が出たのは、副作用のほうでした。

218人が自宅で6週間使った試験では、23人が使用をやめた

イギリスの研究チームは、35〜70歳の女性218人に、0.3%または1%のレチノールを自宅で6週間使ってもらいました。

  • 肌の反応が「なし、または軽度」で済んだ人: 0.3%群で88.7%、1%群で62.1%(p<0.001)
  • 中等度の反応が出た人: 0.3%群で9人(7.8%)に対し、1%群では36人(35%)
  • 肌に合わずに使用を中止した人: 0.3%群で4人、1%群で23人

肌に合わずに、使用をやめた人の数

0.3% を使った群 4人
1% を使った群 23人

218人が6週間、自宅でレチノールを使った試験

肌の反応が「なし、または軽度」で済んだ人は、0.3%群 88.7% に対して 1%群 62.1%(p<0.001)。出典: Mellody 2022(Int J Cosmet Sci、218人の在宅忍容性試験)

1%群では、3人に1人が中等度以上の肌トラブルを訴えています。

なお、この試験では「1%のほうが皮膚を強く変化させた」というデータも出ています。表皮(肌のいちばん外側の層)の厚みが、ベースラインの42.3μmから、0.3%で92.7μm、1%で122.3μmまで増えました。きれいに濃度に比例しています。

ただし、これは顕微鏡で見た組織の変化であって、シワの見た目が良くなったという意味ではありません。ここを「1%のほうがシワに効く証拠」と読むのは、典型的な誤読です。

「濃いほうが効く」を、顔の左右で比べた試験

売り場で言われること試験に書いてあったこと
0.5% は 0.3% より効く 濃いほうが効く 使用者自身の評価(なめらかさ・色ムラ・総合状態)は、2つの濃度のあいだに有意差なし。なめらかさの改善は12週で28.5〜31.2%
弾力も、濃いほうが上がる 濃いほうが上がる 弾力の計測値が有意に改善したのは 0.3% 側だけ(p=0.017)。0.5% 側は有意差に届かず(p=0.081)
刺激は、そのうち慣れる 好転反応。慣れるまで我慢 副作用は 0.5% 側で有意に多く、しかも強かった(皮むけ・刺激感・かゆみ・ヒリつき)
1% は表皮を厚くする=効いている 厚くなる=効く証拠 表皮の厚みは 42.3μm → 92.7μm(0.3%)→ 122.3μm(1%)。ただし顕微鏡で見た組織の変化であって、シワの見た目が良くなったという意味ではない
上3行の出典: Zasada 2020(Skin Pharmacol Physiol、37人・12週の顔の左右比較)。最下行の出典: Mellody 2022(Int J Cosmet Sci、前腕に塗って12日後に皮膚を採った生検)。「濃いほど効く」ではなく「濃いほど刺激が増える」が、比較試験から出てきた結果です

日本人女性57人、0.075%を26週間

東北大学のチームによる、日本人女性57人の試験もあります。0.075%というかなり控えめな濃度のレチノールクリームを、顔の片側に毎晩26週間。反対側には、有効成分の入っていない基剤(クリームのベースだけ)を塗りました。

  • 細かいシワの改善: レチノール側50%、基剤側24%
  • 深いシワの改善: レチノール側28%、基剤側2%

同じ研究では0.04%を13週間というプロトコルも実施されましたが、こちらは細かいシワの改善が乏しかったと報告されています。

濃度が低すぎても差は出ない。でも0.075%あれば、26週間続けることで差が出た。日本人を対象にした、唯一のデータです。

そして、いちばん重い話

ここまでの試験は、「レチノールには一定の効果がある」という前提の上に立っています。その前提そのものを検証したのが、2021年のシステマティックレビュー(同じテーマの研究を網羅的に集めて質を吟味する、上位の解析)です。

条件は厳しく、「ランダム化・二重盲検・基剤対照」を満たすレチノール化粧品の臨床試験だけを集めました。該当したのは、世界で9件だけでした。

  • 9件のうち4件は、基剤(有効成分なしのクリーム)と有意差がなかった
  • そのなかには、0.5%レチノールを8週間使った試験(Gold 2013)が含まれ、全項目で有意差なし
  • 効果を示した5件も、「細かい表情ジワに軽度の改善があるかもしれない、という弱い根拠」に留まる
  • 9件すべてが、必要な人数を事前に計算していない(検出力計算なし)。ITT解析(脱落者も含めて解析する手法)も、どの試験も行っていない
  • 9件中8件が、その製品を売るメーカーの資金提供を受けていた

二重盲検・基剤対照を満たした市販レチノールの臨床試験は、世界で9件だけだった

基剤(有効成分なしのクリーム)と有意差がなかった 4件
製品を売るメーカーの資金提供を受けていた 8件
必要な人数を事前に計算していない(検出力計算なし) 9件

その9件の中身(件)

ITT解析(脱落者も含めて解析する手法)を行った試験は、9件中0件。効果を示した5件も「細かい表情ジワに軽度の改善があるかもしれない」という弱い根拠に留まる。出典: Spierings 2021(J Clin Aesthet Dermatol、システマティックレビュー)

著者の結論は、こうです。

Until at least one high-quality clinical trial of retinol-containing products in the treatment of (photo-)aged skin is published, there is very little, if any, trustworthy evidence available to support the use of over-the-counter cosmetic retinol-containing products.

(光老化した肌に対するレチノール製品について、質の高い臨床試験が少なくとも1本発表されるまでは、市販レチノール化粧品の使用を支持する信頼に足る根拠は、あるとしてもごくわずかである)

「レチノールだけは唯一エビデンスのある成分」という言い方を、SNSでよく見ます。査読を通ったこのレビューは、そう言っていません。

トレチノインの話を、混ぜないでください

もうひとつ、混乱の元があります。「レチノールはシワに効く」という記事の根拠が、よく見るとトレチノイン(レチノイン酸)の研究だった、というパターンです。

トレチノインは処方箋医薬品で、日本ではシワの治療薬として承認されていません。刺激が強すぎて化粧品には配合できません。一方のレチノールは、肌の中で酵素反応を2段階経て、はじめてレチノイン酸に変わります。

両者を顔の左右で比べた試験では、レチノールをトレチノインの10倍の濃度に設定して、ようやく12週後の改善度が互角になりました(レチノール1.0% ↔ トレチノイン0.1%)。市販の「1%レチノール」が、処方薬の0.1%とやっと同じ土俵。同じ話として語れるものではありません。

ただし、ここまでは言えません

1. 「根拠が弱い」は「効かない」ではありません。

レビューが言っているのは「質の高い試験がまだ無い」であって、「レチノールは無意味だ」ではありません。逆方向に断定するのも、同じ誤りです。

2. 濃度を比べた試験は、ありました。ここは、この記事の前の版が間違っていました。

訂正します。この記事は当初、「濃度を比べた試験は見つかりませんでした」と書いていました。実際に検索式を立てて投げてみたら、そうではありませんでした。

```
retinol[tiab] AND (concentration[tiab] OR dose[tiab] OR "dose-response"[tiab])
AND (wrinkle[tiab] OR wrinkles[tiab] OR photoaging[tiab] OR photoageing[tiab])
AND ("randomized controlled trial"[pt] OR "clinical trial"[pt])
```

5件返り、うち2件は、濃度を顔の左右で直接比べたランダム化試験でした。 どちらもポーランド・ウッチ医科大学の同じグループのものです。

  • 0.15% vs 0.3%(40人・8週間)……顔の左右で有意な差は出ませんでした。低いほうが劣るという結果にはなっていません(参考文献8)
  • 0.3% vs 0.5%(37人・12週間)……見た目はどちらの側も改善。ただし刺激症状は0.5%側のほうが頻度も強さも上でした(参考文献3)

つまり「0.3%以下で十分そうだ」は、他の試験からの推論ではなく、この2本の直接比較から出てきた話でした。前の版の「見つかりませんでした」は、こちらの検索が下手だっただけです。探し方が悪くて見つからなかったものを「無い」と書くのは、このブログが最も避けなければならない失敗です。 見つけた以上、そう書きます。

この検索は、記事の末尾から、あなたの画面で再実行できます。 5件返ってくること、そのうち2件が濃度の直接比較試験であることを、ご自分で確かめてください。私を信じる必要はありません。 ——というより、信じなかった読者のほうが、こちらより先に正解にたどり着いていたのが、この項目です。

そのうえで、まだ言えないことは残ります。 この2本が比べたのは「効果と刺激」であって、「どちらが続けやすいか」ではありません。 脱落率も継続率も比べていません。「初心者は0.1%から」という定番の助言そのものを検証した試験は、やはり見つかりませんでした。

なお、この2本は、この記事に出てくる試験のなかでは珍しく、化粧品メーカーではなく大学(ウッチ医科大学)の資金で行われています。著者に企業の所属者もいません。ただし0.3% vs 0.5%のほうは、試験に使った化粧品の製剤化を Dr Koziej 社が担当しています。資金は出していませんが、無関係でもありません。そこまで含めて書いておきます。

3. 「週2回から始めて、慣らしていく」を検証した試験も、見つかりませんでした。

毎晩 vs 隔日 vs 週2回を比べたRCTは、今回の調査範囲にありません。218人の試験で「週2回開始→段階的に毎晩」という手順が実際に使われてはいますが、それはそう運用されたという記録であって、「漸増のほうが優れている」証明ではありません。

4. バッファリング(保湿剤に混ぜて薄める)も、「1日おき使用」も、裏付けが見つかりませんでした。

刺激を減らす方法として研究されているのは、カプセル化・ナノ化といったメーカー側の製剤技術と、鎮静成分の配合です。使う人の側の工夫は、検証の対象になっていません。

5. 「レチノールとビタミンC / AHA / BHA は併用NG」——臨床試験の根拠は、見つかりませんでした。

ここも、検索式を出します。

```
(retinol[tiab] OR retinoid[tiab] OR retinoids[tiab]) AND ("vitamin C"[tiab] OR "ascorbic acid"[tiab])
AND (irritation[tiab] OR incompatibility[tiab] OR inactivation[tiab] OR concomitant[tiab] OR simultaneous[tiab])
AND ("randomized controlled trial"[pt] OR "clinical trial"[pt])
```

返ってきたのは0件でした。 これは「中身が違うものが返ってきた」のではありません。1本も返ってきませんでした。

検索して出てくるのは化粧品ブランドのブログとまとめサイトばかりで、一次情報にたどり着けません。定番の「併用NGリスト」は、少なくとも今回の調査範囲では、エビデンスに支えられていません。

この検索も、記事の末尾から、あなたの画面で再実行できます。 0件であることを、ご自分で確かめてください。私を信じる必要はありません。 ただし——上の項目2で書いたとおり、こちらの検索が下手で見落とす可能性は、常にあります。 見つけた方は、教えてください。すぐ書き直します。

6. そして、ここまで挙げた試験の多くに、化粧品メーカーの資金または関与があります。(例外が、上の濃度比較2本です。ウッチ医科大学のグループによるもので、企業所属の著者がいません。日本人の試験は資金提供元を確認できませんでした。だから「業界資金だ」とも書きません)

ただ、ひとつだけ言えることがあります。「高濃度で副作用が増える」という結果は、高濃度品を売りたいメーカーにとって不都合な結果です。 都合の悪い方向に出たデータは、比較的信用できます。

日常への生かし方

研究の話は、ここまでです。ここからは提案です。 以下は論文が言っていることではなく、論文を読んだうえでのこのブログの提案です。境目をはっきりさせておきます。

1. 今夜、1%をカゴに入れようとしているなら、戻してください。0.1〜0.3%の棚に行く。

臨床データを見るかぎり、1%を選ぶ理由がほとんど見当たりません。0.3%と0.5%では使用者の評価に差がなく、0.3%と1%では中止した人の数が4人対23人でした。値段が同じなら濃いほう、という選び方は、この場合は逆に働きます。

ただし正直に書きます。「何%から始めるのが最適か」を直接調べた試験は、ありません。 これはデータからの推論です。

2. 買った日に、カレンダーに2つの日付を書く。「12週後」と「26週後」。

効果判定に必要な期間は、この調査でいちばんはっきりしている部分です。有意差が出た試験の期間は8〜52週で、多くは12〜26週。0.04%を13週では差が乏しく、0.075%を26週で差が出ました。

8週で「効かない」と判断するのは早すぎます。 そして、26週の日付を書いておかないと、判断しないまま何年も使い続けることになります。10秒でできる作業です。

3. 「週2回から始める」は、根拠のない作法です。それでも、やる価値はあります。

正直に言います。週何回から始めるべきか、臨床試験は答えを持っていません。ネットで見かける「週2回から」は、誰かが検証した数字ではありません。

そのうえで提案します。根拠が無いなら、実際の試験で使われた手順を借りるのが、いちばんマシです。 218人の在宅試験で使われたのは「週2回から始めて、段階的に毎晩へ増やす」でした。これを借りる。「エビデンスがあるから」ではなく、「他にもっと確かなやり方が無いから」という理由で。

この違いは大事です。根拠のある話と、無い話を、同じ顔で語らないでください。

4. 赤みや皮むけが出たら、我慢しない。濃度を下げる。

「刺激は好転反応。慣れるまで我慢」という説明を見かけますが、赤みが出たときの正しい対処法を検証した試験は、見つかりませんでした。 休薬期間の長さも、薄め方も、誰も調べていません。

だから、渡せるのは判断の基準だけです。1%群では3人に1人が中等度以上の反応を訴え、23人が使用をやめました。皮むけ・刺激感・かゆみ・ヒリつきは、試験で高濃度側に有意に多く報告された反応そのものです。 それに耐え続ける理由は、臨床データからは出てきません。濃度を下げるか、いったんやめる。それだけです。

肌が落ち着かないときは、皮膚科で相談してください。

5. ビタミンC美容液を棚の奥にしまったなら、戻していい。その代わり、明日の朝の日焼け止めを切らさない。

「レチノールとビタミンCは同時に使うな」と言われて、洗面台の隅に追いやったものがあるなら、戻して大丈夫です。その禁忌に、臨床試験の裏付けは見つかりませんでした。

ただし——「併用して問題ない」という証明も、同じく無いということです。避けるにせよ併用するにせよ、それは根拠に基づく判断ではなく、好みの問題。そう知ったうえで決めるのと、知らずに従うのとでは、まったく違います。

そして、根拠のある「併用」がひとつだけあります。日焼け止めです。 0.3%と0.5%を比べた試験では、参加者全員にSPF50+の日焼け止めが必須とされていました。研究者が試験の条件として組み込んだ、数少ない使い方の作法です。今夜のレチノールより、明日の朝の日焼け止めのほうが、優先順位は上です。

気をつけたいこと

  • 化粧品のレチノールに期待していい範囲は、日本では「乾燥による小ジワを目立たなくする」(効能評価試験済みの製品に限る)までです。それ以上のことを謳う広告は、言えないことを言っています。
  • ここで紹介した試験の参加者は21〜218人、期間は5日〜52週です。小規模・短期のデータであることは、頭の隅に置いてください。
  • 妊娠中・授乳中の方、肌の疾患で治療中の方は、自己判断で始めず医師に相談してください。

まとめ

  • 0.3%と0.5%を顔の左右で12週間比べた試験では、使用者の評価に濃度差は出ず、副作用だけが0.5%側で有意に多くなりました。
  • そもそも市販レチノールの臨床試験は、二重盲検・基剤対照を満たすものが9件しかなく、うち4件は基剤と差がなく、8件がメーカー資金でした。
  • 「週2回から」「バッファリング」「ビタミンCとの併用NG」に、臨床試験の裏付けは見つかりませんでした。判断できる期間(最低12週、できれば24〜26週)だけが、確かな手がかりです。

参考文献

  1. Spierings NMK. Evidence for the Efficacy of Over-the-counter Vitamin A Cosmetic Products in the Improvement of Facial Skin Aging: A Systematic Review. J Clin Aesthet Dermatol. 2021;14(9):33-40.(PMID: 34980969)
  2. Mellody KT, Bradley EJ, Mambwe B, et al. Multifaceted amelioration of cutaneous photoageing by (0.3%) retinol. Int J Cosmet Sci. 2022;44(6):625-635.(PMID: 35778881)
  3. Zasada M, Budzisz E, Erkiert-Polguj A. A Clinical Anti-Ageing Comparative Study of 0.3 and 0.5% Retinol Serums: A Clinically Controlled Trial. Skin Pharmacol Physiol. 2020;33(2):102-116.(PMID: 32428912)
  4. Kikuchi K, Suetake T, Kumasaka N, Tagami H. Improvement of photoaged facial skin in middle-aged Japanese females by topical retinol (vitamin A alcohol): a vehicle-controlled, double-blind study. J Dermatolog Treat. 2009;20(5):276-281.(PMID: 20078381)
  5. Babcock M, Mehta RC, Makino ET. A Randomized, Double-blind, Split-face Study Comparing the Efficacy and Tolerability of Three Retinol-based Products vs. Three Tretinoin-based Products in Subjects With Moderate to Severe Facial Photodamage. J Drugs Dermatol. 2015;14(1):24-30.(PMID: 25607905)
  6. Mambwe B, Mellody KT, Kiss O, et al. Cosmetic retinoid use in photoaged skin: A review of the compounds, their use and mechanisms of action. Int J Cosmet Sci. 2025;47(1):45-57.(PMID: 39128883)
  7. Narsa AC, Suhandi C, Afidika J, et al. A Comprehensive Review of the Strategies to Reduce Retinoid-Induced Skin Irritation in Topical Formulation. Dermatol Res Pract. 2024;2024:5551774.(PMID: 39184919)
  8. Zasada M, Budzisz E. Randomized parallel control trial checking the efficacy and impact of two concentrations of retinol in the original formula on the aging skin condition: Pilot study. J Cosmet Dermatol. 2020;19(2):437-443.(PMID: 31222977)