「日焼け」に関わる記事
2 本あります。
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【誰が資金を出したか vol.4】
「飲む日焼け止め」を調べたら、「塗るものの代わりになる」と書いた論文が1本もありませんでした
「塗るものの代わりになる」と書いた論文は、売る側の研究にも1本もありませんでした
飲むタイプで、MED(赤くなり始める紫外線の量)はどれだけ上がったのか
デンマークの大学病院・47人・30日(著者全員が利益相反なしと申告) +29%同じチームのUVA試験・50人(著者全員が利益相反なしと申告) +26%イタリア・90人・成分メーカーが資金提供し、試験の設計にも関与 +29.8%スロベニア・54人・8週間・企業が資金提供 +23.8%30人・対照群もプラセボも無い非盲検試験・著者6名中5名が企業社員 +8.1%単位: MEDの上昇率(%)
近年の試験で報告されている上がり幅は +8%〜+30% の範囲です。1997年の試験(n=21)だけは「2.8倍」と報告していますが、桁が違うため、この図には入れていません。測られているのは「赤み」であって、シミでもシワでもありません。出典: Faisal 2025(UVB・47人)/Faisal 2026(UVA・50人)/Nobile 2016(Food Nutr Res、Monteloeder S.L. と Nutrafur S.A. の資金提供・100mg・2か月時点)/Keršmanc 2025(Nutrients、Tosla d.o.o. の資金提供)/Granger 2020(Dermatol Ther) 飲むタイプで測られているのは、ほぼすべて MED(肌が赤くなり始める紫外線の量)です。企業と無関係なデンマークの大学病院の試験でも29%上がり、効果はゼロではありません。ただし同じ試験で、DNAの傷は動きませんでした。そして論文の結論は、企業が資金を出した試験のものまで含めて、揃って「adjunct(塗るものの補助)」でした。日本の中核成分ニュートロックスサンの主要試験は、成分メーカーが資金を出し、試験の設計にも関与していました。
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【数字の出どころ vol.1】
日焼け止めのSPF、結局いくつを選べばいいのか
効果が確かめられたのは「SPF15+」。足りないのは数字ではなく、量でした
日焼け止めは、基準の何割しか塗られていないのか
乳液タイプ 0.3下地クリーム 0.5スプレー 0.5ジェル 1.2単位: mg/cm²
SPFを測るときの基準量 2.0 mg/cm²。ここに届いて、はじめて表示どおりのSPFが出る
出典: Marume 2020(日本化粧品技術者会誌、日本人女性131人の実測) 毎日塗ることの効果は、903人を4.5年追ったランダム化比較試験で確認されています。ただし、その試験で使われたのはSPF15+でした。「SPF50でないとダメ」を裏付ける長期試験は見つかりません。一方、日本人女性が顔に塗る量は基準の約15%でした。伸ばすべきは数字ではなく、量です。
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