「乾燥」に関わる記事
5 本あります。
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「化粧水は3回重ねづけ」——その「3回」を確かめた試験を探して、見つかりませんでした
「3回重ねづけると良い」を確かめた試験は、探した範囲では見つかりませんでした
「化粧水を一度に3回重ねると良い」を、そのまま確かめた試験は、探した範囲では見つかりませんでした。回数を比べた研究も見当たりません。一番近い比較試験の要旨は「塗る順番はほとんど影響しない」「クリーム1品でも、とくに乾燥肌では良好な保湿だった」。反復塗布のデータは2日で頭打ちでした。「多段階ルーティンは良い」と出した試験は、著者9名全員が化粧品会社の社員で、その論文自身が「ルーティンを支持する根拠は乏しい」と冒頭に書いています。
4 本の論文を確認乾燥読む -
【出典をたどる vol.2】
「肌断食」に根拠はあるのか
「肌断食」そのものを検証した臨床試験は、事実上ありませんでした
保湿をやめた肌が、もとに戻るまでの日数
17〜25歳(客観評価) 6日17〜25歳(自己評価) 10日15〜20歳(夏) 11日40〜55歳 戻らず日
出典: Maul 2020(分割顔パイロット試験)。40〜55歳群は21日間の観察期間内に有意な回復が見られなかった。ただし13人と小さな群です 肌断食を検証した臨床試験は、事実上存在しませんでした。理論的な支柱は1999年の「前腕」の研究1本きり。是非を裁定する代わりに、やめてよさそうなものと、やめてはいけないものを仕分けます。
6 本の論文を確認乾燥敏感肌読む -
【誰が資金を出したか vol.2】
「飲んだヒアルロン酸が肌に届く」の出典をたどったら、ラットの呼気にたどりついた
塗るほうは独立資金でも確認され、飲むほうは独立資金の試験が1本もありませんでした
同じ「ヒアルロン酸」。塗る・飲む・打つで、根拠の質が違う
- 打つ(注入) 資金提供のない独立したメタアナリシス(RCT 12件を同定、6件を統合)。水分量と輝きは有意、弾力とメラニン指数は有意差なし。ただし、医師が針で真皮にゲルを入れる医療行為です
- 塗る(化粧品) 大学の資金による二重盲検試験(インドネシア36人)を含む複数のヒト試験。角層の水分量は上がったが、TEWL でも本人が感じる乾燥の自覚でも差はつかなかった
- 飲む(サプリ) RCTは存在し、7本を束ねたメタアナリシスもある。ただし今回一次情報で確認できたRCTは、1本残らずメーカーの資金か社員による研究だった
- 「飲んだヒアルロン酸が肌に届く」 唯一の出典はラットの実験。ヒトで、飲んだヒアルロン酸が皮膚に到達したことを示したデータは、今回の調査では見つからなかった
並べ替えの根拠は「誰が確かめたか」です。打つ=独立資金のメタアナリシス(Zhou & Yu 2025)/塗る=大学資金の二重盲検RCT(Muhammad 2024)ほか/飲む=メタアナリシス(Amin 2025)はあるが、確認できたRCT(Oe 2017・Hsu 2021・Dolečková 2025)はすべてメーカーの資金か社員/「肌に届く」=ラット(Oe 2014)。上にあるものを勧めているのではありません。注入は医療行為で、化粧品やサプリとは別の判断です 塗るヒアルロン酸には、大学資金の二重盲検試験を含む根拠があります。一方、飲むほうは確認できた試験が1本残らずメーカー資金でした。「効かない証拠」ではなく、「独立した検証が存在しない」という状態です。
9 本の論文を確認乾燥ハリ読む -
【出典をたどる vol.3】
「風呂上がり3分以内に保湿」の根拠を探したら、それを否定する試験が2本出てきました
「3分以内に保湿」の"3分"に、根拠は見つかりませんでした
3分ルールに臨床的な裏付けはありませんでした。直後に塗っても、30分後・90分後に塗っても、角層の水分量に差は出ていません。ただし「塗らない」だけは別で、入浴前より乾きます。分かれ目は速さではなく、塗るか塗らないかでした。
7 本の論文を確認乾燥敏感肌読む -
【誰が資金を出したか vol.1】
コラーゲンサプリの研究結果が割れている理由は、「誰がお金を出したか」だった
結果を分けていたのは、コラーゲンの種類ではなく「誰が資金を出したか」でした
「効果あり」と結論したメタアナリシスと、「臨床的根拠なし」と結論したメタアナリシスが両方あります。その2つを分けていたのは、コラーゲンの種類でも用量でもなく、その研究に誰が資金を出したかでした。
8 本の論文を確認シワハリ乾燥読む